2012年6月4日月曜日

額装

今日はこちらの作品の額装の作業工程をご紹介したいと思います。
(写真はクリックで拡大します)


長野県小布施町 和喰料理「あと部」所蔵




1. 本紙は裏打ちされた画仙紙の折帖(画帖)です。写真は作品を裏側から見ています。




2. 依頼主からのご要望で「時代性」を表現したいと、絵が貼られたままの古い額が持ち込まれました。
使用する額には作品が貼ってありますが、剥がさずに絵の上から作品を貼り込むことにしました。



3. 額の旧作品左上部に穴の開いた箇所があるので補修のため裏貼りを剥がしてみると、破損や雨じみが激しく裏側は張り替え直すことにしました。




4. 裏紙をすべて剥がして表の穴を裏から修理し、表側の骨縛り部の破れを補強してから、裏側の張りを施します。





5. 表(おもて)は、まず貼られたままの作品と本紙の保護のため袋張りを2度施します。
次に旧作品は丈が長いので、天地には、銀箔を布に貼った後銀箔部を少し酸化させた布を貼り完成です。



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